高知 5日目 最終日

近所の蓮がきれいな公園へ出かける。
一帯に蓮が咲き乱れ、飼われているのか何なのかカモが遊んでいた。
田舎の風景を眺めるたび、「田舎はいいなぁ〜性に合ってるわ」とつぶやく相棒さん。

うちであわただしく昼食を食べ、相棒さんの従兄弟くんに駅まで送ってもらう。
サーフィンを始め上手になってきたこと、新妻も一緒に始めたこと、寂れていた高知にも少し活気が戻ってきたこと、跡を継いだ家業を大きくしたいこと、高知での生活が楽しくてしょうがないこと、などの話を聞いた。
「お兄ちゃん*1、いつ高知に帰ってくる?」と会うたびに聞かれている。

行きの悪夢が頭をよぎり不安を感じつつも、音楽を聴いたりお菓子を食べたり眠ったり、いろいろ工夫して無事岡山までたどり着いた。
景色を眺めながら、わたしは高知で暮らしていけるだろうか?と考える。
田舎の実家を離れて10年、京都と東京で過ごしてきたのでまた田舎に戻るのはなんだか不安な気持ちになる。
友達もいないし、車の運転もできないし*2
何よりも、自分の親との距離が遠くなってしまうことに不安を感じる。
親だっていつまでも元気でいるわけじゃないのに、すぐに駆けつけられる距離じゃない。*3
ネガティブなことを考えてホームシックのような気持ちになり、ひとり涙ぐんでしまった。


岡山から京都までは新幹線。N700に乗るのは初めて。

全席電源付きに驚いた。全然揺れないし、シートも広いし、快適そのもの!
やっぱり新幹線はいいなぁ〜四国にも新幹線があればいいのに!

*1:相棒さんのこと

*2:免許は持ってる

*3:電車なら約6時間、飛行機も微妙な位置