高知帰省 2010春

相 棒さんのおばあちゃんが入院したとのことで、お見舞いがてら帰省。
初めて会ったのは4年程前で、その頃はおぼつかないながらも普通に歩き、
家事の手伝いもしていたおばあちゃん。
病院では車椅子で過ごし、自力では歩けない様子。
認知症も進んできたらしく、わたしのことを思い出すのにも少し時間がかかった。
すっかりおばあちゃん度が増していて、なんだか悲しくなってしまった。

        • -

高知のお母さんがわたし用にニット帽を編んでくれていた。
ぴったりサイズで色も形もわたし好み。
何よりも、わたしのために編んでくれていたことがうれしかった。

        • -

相 棒さんは旅の前から風邪をひき、実家で寝こむ日もあった。
お母さんとふたりでごはんを食べたり、洗濯物をたたんだり、お話をしたり。
お母さんは若い頃、編み物の先生のアシスタントととして東京で働いていた、
という相 棒さんも知らなかった話も聞けた。
わたしは人見知りで話下手なので、多少緊張はするものの、
お母さんが気を遣ってか、なにかと話題を振ってくれたので助かった。
わたしとお母さんをふたりっきりにしてしまうことを気にかけていた相 棒さんが、
もう大丈夫そうで安心した、と言っていた。

        • -

近所の親戚宅で、誕生日会も兼ねた持ち寄りの夕食会があった。
去年の3月に産まれた男の子を筆頭に、なぜか3月生まれが多い一家。
高知人たちはお酒に強く、まさに「よく呑みよく食べ」の会。
わたしだけお茶をちびちびすすっていた。
チビッコのいる空間はほんわか幸せいっぱい。

        • -

短い滞在をバタバタ過ごし、気が付けば写真もほとんど撮らず。
帰りにちょっとだけパチリ。
シュロの木?南国風
こだま100系
ただいま!京都タワー